私は社内転職を行い、自分の描くキャリアを具体化することに日々努めている。
別の記事にて、「給料は市場価値の指標である」と記載したように会社にとって、社員へ昇給するということは将来への期待を含んだ投資である。
私が意識して取り組んでいることを記載する前に、転職に悩んでこの記事を読んでいる方もいると思うので大前提として2つのエージェントへの登録を先にお勧めする。他会社へ転職する場合は、履歴書の確認も含めて自分の描いたキャリアをエージェントに理解して頂いた方がより期待に沿った案件に携わることができるからだ。
転職エージェント
では、私が意識して取り組んでいる手順を下記へ記載していく。
【手順】
- 自分のなりたい将来像、ストーリを描く
- そのために今必要なことを明示する
- 経験を得る
- 1から3を繰り返す
① 自分のなりたい将来像、ストーリーを描く
まず、キャリアとは自分で描くものなのでどのような人物になりたいのかイメージしなければなりません。いきなり自分でキャリアを描くことは難しい場合は、自分が気になっている人の経歴、目標を調べて参考にするでもいいと思います。一通り情報が揃ったら、ストーリーだてて書き出してみます。できれば年表のようにしてみるといいでしょう。
私の場合は、外資系企業ということもあり、下記へ簡略図を記載致しました。現在の目標である「海外本社に日本の存在感を認識させ、日本向けの製品を特化させる」を念頭に下記のようなキャリアストーリーを描いています。下記は簡略図ですが、より詳細に書き出すとよりイメージが湧くのでおすすめです。
②そのために今必要なことを明示する
ストーリーが描けたら、今度は何が必要なのかを明確にし、まとめます。
簡略的ではありますが、私の例では上記になります。
赤枠にある項目に参加するためには、厳格な面接や試験がありました。会社としては、社員にお金をかけるわけですから、何故そのプログラムに参加したいのか?そのプログラムを通して何を成し遂げたいのか?等 自分の考えが無ければなりません。私はより具体的な将来ビジョンを示すことで審査に通ることができ、現在は上記プログラムへ参加しています。
転職を考えている人は、このストーリー内容をエージェントの方へ筋道を立ててしっかりとわかりやすく伝えていく必要があります。エージェントが理解できなければ、当然転職先の企業にも理解されないので最初にお勧めしたエージェント2社は大手であり、実績も豊富なので自分にあった案件が他者よりも多いのでおすすめです。
また、面接時にはストーリー伝えに似た手法を上手く使うことで面接官の理解を大きく獲得することができます。就職活動時に内定を周りよりは多く頂いていたのでご興味あればこちらもお読みください。【リンク:面接時に役立つこと】
重要なことは、自分が何を目指していて、何故そのような考えにいたったのかを相手にしっかりと伝えることです。それは、学生の就職活動でも、転職活動でも、社内転職でも変わらない基盤だと思います。
③経験を得る
自分のストーリーができ、取るべき行動が明確になったら実践し経験を積む。
そこで得られた経験によって、次は何が必要か?加えて新たに必要になったことは何か?を再度精査し自分のto doリストに組み込んで再度実践する。
また、重要なことはその関係者に自分が何を学ぶことができて、どんな経験を得られたのかしっかりと感謝し、フィードバックをすることが重要だ。それにより自身への信用も積み重ねることができるからだ。
④1から3を繰り返す
これの繰り返し。
シンプルだがこれを意識するのとしないのではあなたのキャリアは大きく変わってくることでしょう。
ーまとめー
私の場合はこの方法を意識することで周りからも協力頂ける支援を多々頂くことができました。比例するように、年収もしっかりとついてくるので金額を第一に意識するのではなく、キャリアを重視すること。それに紐づいて年収も後からついてくるとイメージするとよい。転職の場合は先程のエージェント2社を利用しながら同方法を意識すれば必ず上手くいくと思います。
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